久々にPC系BLOGとして役に立ちそうな情報が出来たので記載しておきます。

Windows 8.1からディスク管理の機能である記憶域プールという機能が搭載されています。 
複数のハードディスクを組み合わせて、一つの記憶域プールディスクとして扱う機能です。

簡単にぶっちゃけると沢山のHDDを一つにしてRAIDみたいな機能も付いてるよ!ってな奴です

機能としては以下のような設定があります
・シンプル(複数ドライブに分散してデータ書き込み、耐障害性なし)
・ミラー(複数ドライブにデータを書き込み、耐障害性あり)
・パリティ(複数ドライブにデータとエラー補正のパリティデータを書き込み、耐障害性あり)

これは、従来からあったダイナミックディスクに変えてからRAIDにするというやり方より簡単に作成できます。

さて、ここからが本題です。
実は別のPC (Windows 10)で作成した記憶域プールを別のPC (同じWindows 10)に移し替えて使用しようと考えたわけですがディスクの移行も認識も正常にできているのに以下のエラーメッセージが表示されました。

記憶域プール 認識されない構成 リセットしてください

な、なんだってーー!!Σ(゚Д゚)

実際にリセットは試しませんでしたが、恐らくリセットすると中のデータが吹っ飛ぶ可能性が考えられたので拒否しました。

しかし、元のPCに戻すと正常に認識するのです。

Why!? なぜなんだー!? 
最初は作成した時はintel 内蔵SATAポートで作ったものを、内蔵SATA+SATAボードと別コントローラーを跨いでいたので認識できないのかと思い全部内蔵SATAに接続してやってみました。
しかし、エラー自体は変わらず。

原因が解らず四苦八苦して全部投げ出してWorld of TANKSで。大洗ガルパン戦車を入手するための
経験値稼ぎに没頭していた時にふと思いつきました。

そういえば、記憶域プールを作成した、Windows 10 PCは新規インストールしたもの
対して、移し替えたPCはWindows 7からアップデートしたもの

もしかして、BIOSとUEFI問題・・・?
ということで、移行先のPCに余っていたintel SSDをUEFIモードでWindows 10のインストールを実施。

答えは正解でした

どうやら記憶域プールは、UEFIモードで作成したものをOSのものをBIOSのシステムに
持っていくのは不可能のようです。
元がUEFIのOSで作成されたものは、同じUEFIのOSでしか認識しないようです。
GPTディスクの絡みかもしれませんが今後同様のトラブルにあった人のお役に立てればと思い
記事を書きました。

というか今日一日潰れたよ(´Д⊂グスン